コラム

6/7ページ
  • 2023.03.22

管理状態劣る一棟マンション、千葉市中央区末広二丁目S造4階建入札24本 千葉地裁本庁2023年3月15日開札

千葉市中央区末広二丁目、昭和62年築S造4階建、総戸数28戸の一棟マンションが入札24本で落札となった。全体を賃借人が転貸利用し25戸入居中(賃料は4~5万円程度)。原賃借人はすでに管理から離脱し、新たな法人が管理を行っている模様だが、居住者の陳述によれば、水道管の破裂や漏水や各所の破損など、管理状況が不十分である旨の指摘が多く、保守状態はあまり良くなく、賃料の支払先など判然としないようだ。さらに […]

  • 2023.03.17

水戸市ミニ古倉庫8区画に入札27本 水戸地裁本庁2023年3月17日開札

水戸市河和田三丁目、7.8m市道に面する1種中高層住専地域260㎡に建つ軽量鉄骨の倉庫8区画、倉庫といっても小分けされた区画は10㎡なので、コンテナボックス風で電気ガス水道設備もない模様。1区画あたり概ね1万円で貸している。建築から50年を経て、さらに用途等で既存不適格の可能性も。売却基準価額2,510,000円に対して入札27本、基準価額の1.63倍の4,083,838円での67,838円差での […]

  • 2023.03.17

石岡市の店舗、建物内の事故発見で前回より入札数増 水戸地方裁判所土浦支部2023年3月17日開札

事故物件は敬遠されるかというと、必ずしもそうとは言えない。石岡駅から600m、国道に面する商業地域15m、土地425㎡、建物はS造3階建延351㎡の空家の店舗居宅。前回2022年3月18日の開札で入札が3本あり、売却基準価額9,550,000円び対し1.29倍の12,345,678円で都内の業者が落札した物件が、今回再度期間入札になった。今回の売却基準価額は4,900,000円。落札後に前回売却時 […]

  • 2023.03.16

結城市件外建物の敷地、入札17本で落札したのは、隣の神社 水戸地方裁判所下妻支部2023年3月15日開札

結城駅から500m、商業地域の214㎡の土地に17本の入札があった。この土地の大部分は長きにわたり借地権により件外建物が建っていて、地主も契約内容をはっきりとは把握していないが、競売での買受人に対抗要件を有する最先の土地賃借権、地代は月額35,000円ということだ。そして、その件外建物が若干隣地に越境している可能性があるが当事者は越境の認識はない。開札結果は、売却基準価額1,630,000のところ […]

  • 2023.03.09

宇都宮市タワーパーキングに入札3本 宇都宮地裁本庁 2023年3月7日開札

宇都宮市二荒町の商業地域、位置的には宇都宮駅と東武宇都宮駅の中間あたりの立体駐車場が売却された。間口7.5mで3.7m市道(2項道路)に接面する111.79㎡。機械式駐車場は平成3年築で平成30年に故障、修理には高額な費用が必要なため不使用状態。売却基準価額は1,371,000円、土地4,394,000円、建物は現価1%で1,201,000円で評価だが、65%市場性修正減価されている。開札結果は入 […]

  • 2023.03.02

競売物件で、入札本数が少ないのは東京都?

先日、2022年下期の首都圏の競売物件動向が発表されたが、落札となった物件に平均何本の入札があったか、1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で、最も入札本数が少ないのは以外にも東京都であった。東京地裁の開札ではマンションに30本程度の入札があることも珍しくなく、多くの入札があるように感じるが、実は他県のほうが入札は多い。東京都の場合23区を管轄する本庁と多摩地区を管轄する立川支部があるが、2 […]

  • 2023.02.27

ザ・ベイフォレスト小田原・バイ・ ヒルトンクラブは今回もヒルトンが落札 横浜地方裁判所小田原支部 2023年2月15日開札

根府川のザ・ベイフォレスト小田原・バイ・ ヒルトンクラブが期間入札で落札。と言ってもホテルそのものが売却となったわけではなく、共有持分権者として、会員となりホテルを利用する権利が競売での売却となったもので、買い受けてホテルを利用するには当然にヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブに入会登録し費用を支払う必要がある。売却基準価額は174,000円だが、この価格は土地と建物の積算価格に基づくため、 […]

  • 2023.02.22

ライオンズステーションプラザ南林間(1R)10戸分割売却 横浜地裁本庁 2023年2月21日開札

2月21日の開札では、南林間駅300mの平成4年築、総戸数79戸のライオンズステーションプラザ南林間の10室がそれぞれ分割売却となり全て落札となった。このような場合、単独の業者が多くを落札することがよくあるが、今回の場合は3物件を都内の1社が落札した他は各室が別の落札者で、さらに個人名での落札もあった。入札本数も2本から8本と少なめだった。南林間駅300mの平成4年築、総戸数79戸のマンションで売 […]

  • 2023.02.20

土地に最先の賃借権者複数のマンションの底地741㎡、入札7本、1億2千万円で落札 東京地裁本庁 2023年2月17日開札

品川区南品川の41戸の分譲マンション一棟の土地の売却という珍しい物件が売却となった。41戸のうち18戸は土地所有者及び土地所有者代表者会社が所有しているが、23戸は分譲されそれぞれの区分所有者が所有、土地の利用権原は借地権の準共有持分、地代は月額4800円。借地権は最先の賃借権および不明だが最先の賃借権があると思われるが、建築年が昭和43年なので、借地権はすでに50年以上を経過している。債権は信用 […]

  • 2023.02.16

2万円の火災マンション 入札23本 基準価の100倍超で落札 千葉地裁本庁2023年2月8日開札

不動産競売では火災となった不動産もときより売却となる。千葉市稲毛区の団地、昭和46年築エレベータなしの1階部分46.27㎡、火災により室内は激しく燃焼し、その後空家となっている。申立人は団地の管理組合。評価の基礎となる比準価格が1㎡あたり50,000円で、火災による要因で減価と滞納管理費30万円程度を控除し、売却基準価額20,000円のところ、開札結果は入札は23本、県内の業者が2,345,678 […]

1 6 7