江戸川区上一色400坪、古家5棟あり、3億超で落札 東京地方裁判所本庁2025年4月23日開札

江戸川区上一色400坪、古家5棟あり、3億超で落札 東京地方裁判所本庁2025年4月23日開札

■物件の概要
400坪弱の土地、都内でこの規模の物件はあまり競売には現れない。江戸川区上一色2丁目、小岩駅から1500mの1種中高層住専地域の土地である。三角形状の土地で一辺は50メートルを超える。外周は10メートル区道を含め道路に面する。問題はこの土地には古い木造平家建て貸家が5棟あり、対抗力のある賃借人が居住している。他にも、樹木が高密度に繁茂し森の状態であったり、これまで建物内で孤独死、建物の老朽化や樹木等が道路へ越境し、区より適正な維持管理が求めらるているなどがある。所有者は相続で所有権を取得した多数で、遺産分割の審判による形式競売。評価額は土地が約2億7千万、建物はほぼ無価値で売却基準価額は215,890,000円。
■入札の結果
入札は13本、売却基準価額の約1.6倍の345,955,000円で新築戸建分譲などを行う不動産会社が落札、次順位価額は332,010,000円だった。

東京地方裁判所本庁2025年4月23日開札 令和6年(ケ)305号事件

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