競売レポート

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  • 2023.02.28

2022年下期首都圏競売物件、物件数が減少、入札本数の増加はやや沈静化したが、高い落札価格は続く

■概況 2022年は競売物件数が減少しました。新型コロナの感染以来続いていた入札本数(落札物件の平均入札本数)の大きな増加は止まった様子ですが、落札価格(落札価格の売却基準価額に対する乖離率の中央値)の上昇傾向はやや緩やかになりつつも続いています。 ■期間入札物件数 ~各都県で減少傾向~ 期間入札に付された物件数は、前年の同時期(開札日2021年7~12月期)と比較すると首都圏すべての都県で物件数 […]

  • 2022.07.31

2022年上期競売物件、首都圏では東京都以外は価格がさらに上昇

■概況 新型コロナの感染以来、価格が上昇していますが、今回2022年上期も同様の状況が続いています。 ■期間入札物件数 ~物件数は大きな変化は無い~ 期間入札に付された物件数は、昨年の同時期(開札日2021年1~6月期)と比較すると首都圏すべての都県で物件数が減少しましたが、昨年下期(開札日2021年7~12月期)と比較すると増加した都県は東京都(前年同時期比9%増)、埼玉県(11%増)、茨城県( […]

  • 2022.02.28

2021年下期競売物件コロナ前よりも入札数大幅増加し価格が高騰

■概況 新型コロナウイルス感染症の感染拡大による経済活動の停滞による影響で、当初一部では競売市場では物件数が増加し、購入意欲は低下し価格が下落するという予想もありました。しかし、物件数は減少し入札数が激増、価格が高騰し続けています。 不動産競売統計 裁判所別入札状況 ■期間入札物件数 ~申立・競売開始物件が減り、入札物件数が減少~ 1都3県で期間入札に付された物件数は、2021年上期とくらべ約80 […]

  • 2021.08.12

2021年上期競売市場コロナ前と変化、入札本数が急増し価格も上昇

■概況 昨年4月に1回目の緊急事態宣言が発出され、首都圏でも各都県の裁判所ではおおよそ1ヶ月から4ヶ月にわたり不動産競売の売却が行われませんでした。その後、昨年下期は通常のスケジュールで売却が再開されていますが、緊急事態宣言前の下降傾向が一転し、入札数が急増し落札価格が上昇しており、不動産需要の高まりが競売市場にも現れています。 ■期間入札物件数 ~物件数には大きな変化無し~ 1都3県で期間入札に […]

  • 2021.03.08

不動産競売物件、下降傾向から一変、首都圏全域で入札数が急増  ~エステートタイムズが2020年下期の 1都3県不動産競売統計を発表~

■概況 関東エリア1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の不動産競売物件の動向は、一時よりも入札本数は減少し、上昇していた落札価格も沈静していました。昨年4月9日からの緊急事態宣言により各地方裁判所で競売手続きが期日変更となり、東京23区を管轄する東京地裁本庁では4月~7月まで不動産競売の売却(開札)が行われなかったなど、各裁判所で2020年上期は例年よりも売却の回数が少なくなりました。その […]

  • 2020.01.31

不動産競売物件、下がった落札率・落札価格が続く ~エステートタイムズが2019年下期の 1都3県不動産競売統計を発表~

■概況 関東エリア1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の不動産競売物件は、長く続いていた物件数の著しい減少と落札率や落札価格の高騰の傾向に変化があらわれ、物件数は横ばい、高騰した落札価格は下落に転じはじめ、今年下期も同様の傾向が続いています。 ■期間入札物件数 ~入札物件数は東京はやや増加、全体では前年並み~ 期間入札の物件数は約10年減少していましたが、今年下期は東京地裁本庁(23区及び […]

  • 2019.08.01

不動産競売物件、入札数が減り、落札率・落札価格下がる ~エステートタイムズが2019年上期の 1都3県不動産競売統計を発表~

■概況 関東エリア1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の不動産競売物件は、これまで長く続いていた入札本数の増加と落札価格上昇の傾向は昨年から沈静化し、今年は入札本数が大きく減少、落札価格はやや下落に転じています。物件数は昨年同時期とほぼ同じ程度でした。 ■期間入札物件数 ~入札物件数は東京はやや増加、全体では前年並み~ 期間入札の物件数は約10年減少していましたが、今年上期は東京地裁本庁( […]

  • 2018.08.01

不動産競売物件、入札数増と価格上昇が止まる ~エステートタイムズが2018年上期の 1都3県不動産競売統計を発表~

■概況 関東エリア1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の不動産競売物件は、物件数の減少は続いていますが、競売開始物件数は減少せず前年とほぼ同数でした。入札本数の増加と落札価格の上昇傾向は沈静化しつつあります。 ■期間入札物件数 ~入札物件の減少は続くが、競売開始物件数は前年並み~ 期間入札の物件数は2010年以降減少し続け、今年上期の1都3県の物件数の合計は前年同時期と比べ10%減少しまし […]

  • 2017.08.01

不動産競売物件、高い落札率が続き都区内は全物件が買受  ~エステートタイムズが 2017年上期の1都3県不動産競売統計を発表~

■概況 関東エリア1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の不動産競売物件は、高い落札率と落札価格が続いていますが、マンションの入札数増加と落札価格上昇傾向はゆるやかに落ち着きをみせています。 ■期間入札物件数 期間入札の物件数は2010年以降減少し続けています。減少幅は2015年以降は小さくなっており、今年上期の1都3県の物件数の合計は前年同時期と比べ7%減少しました。都県別では埼玉県は14 […]

  • 2016.08.01

不動産競売物件、高い落札価格が続く、 物件数減少はやや小幅に ~エステートタイムズが 2016年上期の1都3県不動産競売統計を発表~

■概況 関東エリア1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の不動産競売物件は、物件数の減少と高い落札率が続いていますが、物件数の減少にはやや歯止めがかかりつつあり、落札率はわずかに低下しました。落札価格はゆるやかな上昇傾向を示しながら、高い水準を維持しています。 ■期間入札物件数 期間入札の物件数は2010年以降減少し続けており、今年も前年同時期と比べて東京都と千葉県では減少しましたが、神奈川 […]