シェアハウスが建たなかった、板橋区仲宿の更地、入札1本 東京地裁本庁2024年9月11日開札

シェアハウスが建たなかった、板橋区仲宿の更地、入札1本 東京地裁本庁2024年9月11日開札

この日の開札も全物件が落札だったが、都内で建築可能な更地にもかかわらず入札がたったの1本という物件があった。板橋区仲宿、板橋区役所前駅はら徒歩6分、1種住居地域の38坪の更地。地型が悪く、間口2mが持分を有する屈曲した長さ22mの路地状部分に接面するが、セットバック未了で幅員が2.2mの部分があり、障害物により通行の利便は良くなく、その先でさらに2~2.7m区道に接続する。そして、この土地は平成29年に現所有者が売買で取得し、同年に木造2階建10戸の寄宿舎の建築確認が交付されているが、建築は未着工。本件申立人はスルガ銀行で債権額は約1億1千万円。評価額は平米あたり291,000円で36,740,000円、売却基準価額は29,390,000円。
開札結果は、入札1本、売却基準価額を下回る25,100,000円で都内の宅建業者が落札した。

東京地裁本庁2024年9月11日開札 令和6年(ケ)145号事件

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