■物件の概要
八街市八街い、榎戸駅約4キロメートルの非線引都市計画区域、約7000坪の広大な敷地と主たる建物の面積だけで2000平方メートルを超え、他にも複数棟の附属建物の樹脂ホース状の長尺製品製造工場。名前を耳にする法人の工場なので、競売となった件は一部で注目されていた。放置された廃製品や廃材も多く、製造ラインも特殊で他社での使用は難しいのではないかとのこと。評価額は土地だけで1億円を超え、建物は約2500万円、大量の廃棄物や利用困難な機械器具類があることと、土壌汚染リスクなどにより60%が減価となり売却基準価額は52,650,000円。
■入札の結果
入札数は29本と多く、最高価は売却基準価額の6倍を超える333,888,889円の高額で千葉県の法人が落札、最高価に次ぐ入札額は220,000,000円で次順位買受申出資格は無かった。
千葉地方裁判所本庁2025年1月29日開札 令和5年(ヌ)219号事件
