土地に最先の賃借権者複数のマンションの底地741㎡、入札7本、1億2千万円で落札 東京地裁本庁 2023年2月17日開札

土地に最先の賃借権者複数のマンションの底地741㎡、入札7本、1億2千万円で落札 東京地裁本庁 2023年2月17日開札

品川区南品川の41戸の分譲マンション一棟の土地の売却という珍しい物件が売却となった。41戸のうち18戸は土地所有者及び土地所有者代表者会社が所有しているが、23戸は分譲されそれぞれの区分所有者が所有、土地の利用権原は借地権の準共有持分、地代は月額4800円。借地権は最先の賃借権および不明だが最先の賃借権があると思われるが、建築年が昭和43年なので、借地権はすでに50年以上を経過している。債権は信用金庫からサービサーを経て、証券会社のグループ会社へ移転し競売申立となったが、実行された抵当権の債務者は、現所有者の被相続人。物件の価格だが、更地価格は5億円超で評価されているが、土地利用権が付着しているので売却基準価額はおよそ8000万円。開札の結果は入札7本、落札は121,400,000円で都内の業者で、「ああ、やはり」という印象、次順位買受申出人は110,001,122円だった。
東京地裁本庁、令和5年2月17日開札

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