都内はシェアハウスの競売物件が増加 東京地裁本庁2024年3月12日開札

都内はシェアハウスの競売物件が増加 東京地裁本庁2024年3月12日開札

この数年賃貸用の収益物件の競売物件が増えているが、今年になり都内ではすでに半年で20物件近くのシェアハウスが競売に付されており、これは例年よりもかなり多い。2021年に年間で10数件、その後の2022年と2023年は年間数件だったので、今年は大きく増加している。この日の開札でも、足立区谷在家のシェアハウスが落札となった。日暮里舎人ライナー谷在家駅からは徒歩5分と近いが、やはり地形は間口2mの旗竿状の土地。50坪余の敷地に平成28年築の木造2階建10室の建物。1棟全体を賃借人がシェアハウスとして運用している。評価額は土地が約4000万円建物が約1000万円で、積算価格4976万円、収益価格3440万円、売却基準価額は4976万円。都税事務所の差押えの後、競売申立債権者はスルガ銀行で債権額は9990万円。開札結果は入札は4本、5108万円で都内の不動産会社が落札、次順位資格者はいなかった。

東京地裁本庁2024年3月12日開札 令和5年(ケ)475号事件

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