スルガ銀申立シェアハウス2物件ともに1億超で落札、東京地裁本庁2024年6月12日開札

スルガ銀申立シェアハウス2物件ともに1億超で落札、東京地裁本庁2024年6月12日開札

この日の開札では規模などの似たシェアハウス2物件が落札となった。1物件は杉並区阿佐谷南、阿佐ヶ谷駅500m、1種中高層住専地域の4.1m道路に接面する50坪余の土地と木造2階建20室のシェアハウス、もう1つの物件は北区豊島、王子神谷駅900m、1種住居地域の4.2m道路に接面する50坪余の土地とやはり木造2階建20室のシェアハウス。2物件ともに平成29年8月築の建物で賃借人は同一で居住者は外国人が中心、賃料は転貸賃料の85%。2物件は同一の所有者で、申立債権者もスルガ銀行である。阿佐谷南は土地は㎡あたり612,000円、建物現価率69%、積算価格は約1億1700万円、収益価格は約1億2700万円、債権額は約2億円。北区豊島は土地386,000円、建物現価率46%、積算価格は約8600万円、収益価格は約8400万円、債権額は約1億8千万円。
開札の結果は、阿佐谷南は売却基準価額99,550,000円、入札10本で約1億5千万円で東北地方の業者が落札、次順位資格者はなし、北区豊島は売却基準価額67,600,000円、入札7本で約1億1万円で個人名での落札、次順位者は約9800万円で九州の業者だった。

東京地方裁判所本庁 2024年6月12日開札 令和5年(ケ)606号・607号

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