旭市の自転車販売店に入札27本 千葉地方裁判所本庁2025年9月10日開札

旭市の自転車販売店に入札27本 千葉地方裁判所本庁2025年9月10日開札

■物件の概要
旭市、九十九里浜沿岸の需要は高くない地域である。総武本線旭駅徒歩10分程度、国道126号線のロードサイドショップの並ぶあたりの店舗。200坪余りの土地と昭和60年築鉄骨造平家建の店舗、店舗は大手自転車販売会社が賃借しており賃貸借契約は期間令和R4年から10年間、月額賃料25万円、敷金250万円の対抗力の無い賃借権。物件の所有者は破産した食品会社。評価額は土地は平米あたり17000円程度で約989万円、建物は現価率0.035で約252万円。この地域で年間賃料300万円なので積算よりも収益価格がやや高く約1400万円で、来客用駐車場が物件に含まれないことで減価し、調整後の売却基準価額は7,620,000円と3年分の賃料に満たない。
■入札の結果
大手企業が賃借する郊外の店舗は入札が集まる。入札この日の開札で最多の27本、売却基準価額の5.6倍の43,080,000円で県内の個人名での落札、最高価に次ぐ入札額は20,600,000円だった。

千葉地方裁判所本庁2025年9月10日開札 令和6年(ケ)266号事件

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