富士吉田市の居宅5回目の開札、今回も個人名で落札 甲府地方裁判所8月17日開札

富士吉田市の居宅5回目の開札、今回も個人名で落札 甲府地方裁判所8月17日開札

不動産競売で入札する際には保証の提供、いわゆる保証金が必要だが、これは売却基準価額の2割と思っている人は多い。たしかに、ほとんどの場合は2割だが、不納付が繰り返されると、再売却の際の保証の額が20%を超える場合がある。甲府地方裁判所令和2年(ケ)135号事件、富士山の麓、富士吉田市上暮地の所有者居住の土地付建物だが保証金は40%、この事件は最初の開札は2021年08月19日で、以降落札はあるも期間入札が繰り返されている。物件は接面する道路が建物建築時には2項道路だったものが現在は建築基準法適用外で、さらに近隣の土地を所有する親族が通行を拒絶の主張をしている。かくして5回目の期間入札となった今回もこれまで同様に個人名で落札だった。

甲府地方裁判所本庁 2023年8月17日開札 令和2年(ケ)135号事件

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