■物件の概要
北区上十条五丁目、十条駅から西が丘方面へ徒歩16分、1種中高層住専地域の約15坪の小さな土地と昭和54年築の木造2階建居宅。抵当権の設定は無く、空家の状態で共有者らは相続で所有権を取得しており、そのうちの1人が申立人。問題は接道状況で接面道路が1.6メートルの建築基準法適用外の通路、この通路を経て3メートル幅員の私道に1.3メートル幅で捏属する。東側通路はいわゆる建築基準法43条但書道路として認められた過去もあったが、現行基準では原則として建物の再建築が困難。評価額は建物の残価はほぼ無いため土地の価格となるが、道路に接しないため標準画地価格から50%減価し平米あたり20万円で評価は約950万円。さらに建築基準法上の道路に接面しないため30%減価して売却基準価額は5,510,000円。
■入札の結果
接道状況に問題はあるが都区内の物件だけに入札はある。入札は6本、都内の不動産会社が売却基準価額の1.47倍の8,100,000円で落札、次順位買受申出人は個人名で7,600,000円だった。

東京地方裁判所本庁2025年8月27日開札 令和6年(ケ)613号事件