千葉市川戸町の未完成建物 千葉地方裁判所2025年7月23日開札

千葉市川戸町の未完成建物 千葉地方裁判所2025年7月23日開札

■物件の概要
千葉市中央区川戸町、大森台駅から3キロメートルの3.7メートル道路に接面する44坪の土地、市街化調整区域だが都市計画法施行規則第60条により建築された令和6年築の木造2階建の建物があるが、内装工事が中断されており、設備類が無く現状では利用ができない。建物の所有者法人である建設会社によればすでに1500万円を支出しており内装工事には950万円が必要とのこと。土地と建物の所有者は異なり、令和5年に土地を売買で取得した個人が債務者でしんきん保証基金により競売が申し立てられたため、民法389条1項による一括競売で建物も競売となった。 土地の利用権原について地代30年分の前払、敷金200万円の賃貸借契約書が提示されているが抵当権の設定に後れ、さらに土地の所有者によれば賃貸借契約書は偽造である旨の主張。評価額は土地は平米あたり約3万5千円で470万円程度、建物は未完成のため現価率は96パーセントで約1180万円と建物の評価額が高い。売却基準価額は未完成などの理由で30パーセント修正して9,260,000円とこの地域の戸建住宅としては高めの評価となった。
■入札の結果
売却基準価額がすでに周辺の落札相場に及び、さらに工事の続行で1千万円以上の費用が予想され入札は少なく2本。売却基準価額の1.24倍の11,500,000円で県内の不動産会社が落札、最高価に次ぐ申出額は次順位買受の要件を満たさない8,111,000円だった。

千葉地方裁判所本庁2025年7月23日開札 令和6年(ケ)467号事件

コラムカテゴリの最新記事