船橋の操業を停止した食品工場、入札は1本、1億円で落札 千葉地裁本庁2023年4月19日開札

船橋の操業を停止した食品工場、入札は1本、1億円で落札 千葉地裁本庁2023年4月19日開札

令和元年に操業を停止した食品工場と寄宿舎、船橋市田喜野井3丁目の1種中高層住専地域、2859㎡の敷地に食品工場と寄宿舎など4棟の古い建物が建つ企業破綻案件である。工場内ではかつては餃子、シュウマイ、サラダ等を製造しており、機械類をはじめ動産が残置されている。機械器具類は工場抵当法第3条の目録外であり、冷蔵庫や冷凍庫以外にも野菜加工の機械器具類や餃子製造ラインなどがあり49万円で評価されていた。用途違反の既存不適格であり、再建築に懸念もあり、がけ条例適用の可能性が高い。開札結果は売却基準価額92,520,000円に対し、入札は1本のみ、100,000,000円ちょうどでの落札だった。

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