いわくつきの再売却物件、南鎌ヶ谷戸建3度目の落札 千葉地裁松戸支部4月13日開札

いわくつきの再売却物件、南鎌ヶ谷戸建3度目の落札 千葉地裁松戸支部4月13日開札

鎌ヶ谷市南鎌ヶ谷四丁目、馬込沢駅1400mの1種低層住専地域101.31㎡、建物は昭和58年築の居宅で所有者が居住。この物件、過去に2回落札されていて今回が3回目の落札となる。最初の開札では入札12本で7,841,000円、2回目は11本で6,000,000円でともに業者が落札している。ところが、228万円だった売却基準価額は今回は半額に近い128万円に。なぜ売却基準価額が下がったのか。前回までは記載のなかった事項が評価書に追加されたのである。評価書によれば接面道路は北東側4.5m私道(位置指定道路)だったが、今回の売却のための再評価で、私道27mのうち位置指定部分は24mであり、位置指定道路に接する間口は2m以下、再建築時は共有する私道の一部を敷地に加える必要があるが共有者全員の同意を得ることは困難と考えられる、との特記事項が加えられ評価額が半減したのだった。期札結果は入札が9本、3,051,200円で地方の不動産会社が落札、最高価に次ぐ高額の入札は2,251,111円だった。

千葉地裁松戸支部4月13日開札 令和5年4月13日開札の令和3年(ケ)116号事件

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