コラム

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  • 2023.07.05

木場の一棟事務所居宅、建物のみ持分1/2に入札27本 東京地裁2023年6月21日開札

江東区木場六丁目、木場駅徒歩2分の南側10.5m区道に接面する準工業地域の土地71.63㎡と鉄骨造5階建の建物延床面積197.92㎡、但し建物は持分1/2のみで、建物には敷地利用権として法定地上権が成立するやや珍しいケースだ。建物の売却外持分権者は法人で、従前は所有者と所有者代表者会社の関係だったものが、現在は代表者は当該事件の所有者の子となっている。評価額は土地3889万円、建物は100%とした […]

  • 2023.05.29

再売却の敷地権なしの建物、今回も落札 さいたま地方裁判所熊谷支部2023年5月24日開札

競売では敷地利用権の無い建物もしばしば売却となる。代表的なケースは土地所有者と建物所有者が親族関係など、賃借権などの設定が無く土地を利用している場合で、今回も土地所有者と建物所有者は親子だ。土地の利用権がない、買った人は建物を取毀し、土地を更地にして返還する必要のある建物など誰も買わないだろうと思う方もいるが、実は概ね落札となる。比企郡ときがわ町大字西平、八高線明覚駅5800mの昭和59年12月築 […]

  • 2023.05.27

競売情報誌はオワコンか?相次ぐ休刊(廃刊)や廃業で物件情報誌はどうなる?

休刊の続く不動産競売物件情報誌 不動産競売も昔とは違って身近になり、今では競売物件はBITで誰でも簡単に情報を得ることができるようになりましたが、かつては不動産競売で入札しようと思えば、自ら裁判所の閲覧室に行くか、競売物件情報誌を購読するかの概ね二択の方法しかありませんでした。不動産競売情報誌を冊子で発行する会社は関東には4社ありましたが、歴史のある神奈川の特信情報(株式会社インフォスクエア)が休 […]

  • 2023.05.25

老人ホーム、競売で入居者が無権原に? さいたま地裁本庁2023年5月24日開札

加須市にある、11人が入居中の老人ホームが競売で落札となった。前回2022年12月7日の開札でも入札の対象となっていたがこの時は延期となり、今回再び期間入札に付されたのだが、前回売却時との大きな違いがあった。前回は賃借人である運営会社の一棟全体の賃借権が、競売での買受人に対抗できるものであり、すなわち居住者は引き続き居住することができた。それが、所有者と運営会社の間の賃貸借契約の解除により賃借権が […]

  • 2023.05.19

美浦村の原野に何が?8物件全て落札 水戸地裁土浦支部2023年5月19日開札

不動産競売であまり入札のない物件として挙げられるものに、地方の土地のみの物件がある。5月19日の土浦支部の開札では半分以上がその土地のみの物件だった。令和4年(ケ)17号事件だが、8つの売却単位に分割されている。所在は稲敷郡美浦村大字大山、最寄り駅から20キロメートル離れ、バス便もない霞ヶ浦に突き出たような、坪当たり1,000円未満の市街化調整区域の雑草の繫茂する原野。水道やガスといった供給処理施 […]

  • 2023.05.08

マウントマリーナ草津、予想外の落札 前橋地方裁判所本庁2023年4月25日開札

滞納管理費が過大で売却基準価額が1万円、リゾートマンションによくあるケースだ。吾妻線の長野原草津口駅から約14キロメートル、草津温泉の平成3年築、200戸余の9階建マンションの1階部分46.15㎡2LDK。滞納管理費が物件の市場での価格と同程度の約360万円あり、競売評価額を上回っている。管理組合が落札するだろう、おそらく管理組合もそのように考えたと思うが、入札数2本で県外の業者が58万円で落札、 […]

  • 2023.04.27

竜王の健康ランド、入札1本約1800万円で落札 甲府地裁本庁4月20日開札

山梨県甲斐市の健康ランド名取温泉、平成31年に閉鎖となった日帰りで入浴できる施設が落札となった。源泉の温度は35度のため加温により用いられていたが、燃料代の高騰で廃業・破産となったとの陳述。ロケーションは中央本線竜王駅から800m、国道沿いで甲府バイパスの入口も近い。998.72㎡の敷地に地下1階地上3階述1908.69㎡の鉄骨造の平成3年築の建物で浴場や広間がある。2022年04月開札のスケジュ […]

  • 2023.04.27

毎回落札されても、再び売却が繰り返される謎のマンション、今回4回目の落札 東京地方裁判所2023年4月26日開札

東神田のマンションの持分権、売却基準価額は743万円。2022年2月の開札での落札の後、何と今回4回目の落札である。入札数は1回目21本、2回目7本、3回目15本、そして今回は11本だった。持分割合が74021701/142135608と半端だが、この所有権は遺留分減殺請求によるもののためで、申立人は相手側共有者。買受人に対抗力を持つ賃借人が社宅に使用し、管理費の滞納はない。謎なのは、売却許可とな […]

  • 2023.04.21

スルガ銀申立 蓮田の一棟マンション入札3本1億3千万余で落札 さいたま地方裁判所本庁2023年4月19日開札

蓮田駅810m、蓮田岩槻バイパス沿いの昭和59年築の一棟マンション、1~2階部分は事務所倉庫。6階建で述床面積は2212㎡に及ぶ。住宅部分は25戸中14戸が賃借人居住で残余は空家で年間賃料は1200万円程度、建物の状態はそれほど良くないようだ。現所有者は個人で、同人がこの不動産を売買で取得した平成25年以前からの賃借人も複数居住。評価額は積算では土地は標準画地価格が107,000円/㎡、1276㎡ […]

  • 2023.04.19

船橋の操業を停止した食品工場、入札は1本、1億円で落札 千葉地裁本庁2023年4月19日開札

令和元年に操業を停止した食品工場と寄宿舎、船橋市田喜野井3丁目の1種中高層住専地域、2859㎡の敷地に食品工場と寄宿舎など4棟の古い建物が建つ企業破綻案件である。工場内ではかつては餃子、シュウマイ、サラダ等を製造しており、機械類をはじめ動産が残置されている。機械器具類は工場抵当法第3条の目録外であり、冷蔵庫や冷凍庫以外にも野菜加工の機械器具類や餃子製造ラインなどがあり49万円で評価されていた。用途 […]

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