美浦村の原野に何が?8物件全て落札 水戸地裁土浦支部2023年5月19日開札

美浦村の原野に何が?8物件全て落札 水戸地裁土浦支部2023年5月19日開札

不動産競売であまり入札のない物件として挙げられるものに、地方の土地のみの物件がある。5月19日の土浦支部の開札では半分以上がその土地のみの物件だった。令和4年(ケ)17号事件だが、8つの売却単位に分割されている。所在は稲敷郡美浦村大字大山、最寄り駅から20キロメートル離れ、バス便もない霞ヶ浦に突き出たような、坪当たり1,000円未満の市街化調整区域の雑草の繫茂する原野。水道やガスといった供給処理施設の未整備で、道路も3~5mの未舗装村道。ところが、8物件全てが売却基準価額と大きく離れた高額で落札、しかもほとんどが入札本数10本以上と市街化調整区域の土地としては珍しい。入札した会社は不動産業、産業廃棄物業者、観光業などだった。

水戸地裁土浦支部2023年5月19日開札 令和4年(ケ)17号事件

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