川崎市宮前区7階建一棟マンション、今年最高額の11億円超で自己競落 横浜地裁川崎支部2024年5月22日開札

川崎市宮前区7階建一棟マンション、今年最高額の11億円超で自己競落 横浜地裁川崎支部2024年5月22日開札

■物件の概要
首都圏で今年最も高額での落札となった大型物件、共同住宅一棟である。川崎市宮前区馬絹3丁目、田園都市線宮崎台駅1600m、平成1年10月築のRC造7階建総戸数87戸。対抗要件のある最先の賃借権により多くの賃借人が居住しており、61戸は賃借人が居住し賃料計5,225,000円/月、共益費計450,800円/月、敷金計7,054,500円、残り24戸は空室である。所有者は法人で、約3年前に地方銀行の申立で担保不動産収益執行開始決定、その後も年金機構や地方公共団体の差押えを経て、13億円の債権譲渡を受けたサービサーが今回競売を申立てた。評価額は積算価格は土地342,710,000円、建物418,920,000円、収益価格は6億3千万で、売却基準価額は374,890,000円。
■入札の結果
入札数は7本、1,194,604,847円で申立債権者が落札、次順位資格者はいなかった。

横浜地裁川崎支部2024年5月22日開札 令和5年(ケ)45号事件

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